私たちは消された展

『私たちは消された展』は各種SNSで政治的、差別的な内容以外でアカウント削除(垢BAN)や投稿削除、アカウント凍結などのペナルティーを受けたアーティスト達による企画展です。

フェイスブック上でアップした写真の人物ではなくポスターの乳房に反応され投稿が削除された事がきっかけとなり、

​出展者を集ったところ、本人達は真面目に作品を発表していたのに幾度となく垢バンや投稿削除の憂き目にあった積年の恨みをはらすべき出展者が集い第一回を2019年2月に開催しました。

オープニングパーティーでは女体盛りをおこない、展示は全て撮影可能だが必ず#私たちは消された を付けてSNSへの投稿を強制し来場者までもが削除されるなど阿鼻叫喚の展示となりました。

 昨今SNSにより作品を発表する場は増えました。
しかし、作者の意図に反しAIや通報によりポルノ(性的な)と判断され、アカウントの凍結や削除、警告を受けてしまいます。

笑い話のようですが旧石器時代に制作された『ヴィレンドルフのヴィーナス』が猥褻な画像、危険なポルノとしてフェイスブックで削除されるという騒動がありました。

猥褻、猥雑なものを忌み嫌い、ヌード=セックスとして臭いモノには蓋をするように封印する傾向を感じます。
誰がどうして人の身体をアートだポルノだと判断できるのでしょうか。

カトリック的価値観により宗教裁判で裸婦像が徹底的に排除された時代のようにコンピューターの価値基準によって排除されてしまうのです。

SNSがこれだけポピュラーな存在になるとアカウントを消されてしまうというのは死に近い訳です。
しかし生(性)を求めて作品を発表し続けます。
実際の生活でも死ぬために生きている訳ではありませんが、死だけは万人に平等に訪れます。
永遠に続くと思っているSNSも人の生命もある日突然終わります。
エロでもグロでもアートでも生きているうちしか生み出す事ができません。
消される事に怯えず出し続ける事で生きている証を残すのです。タナトスがあるからこそエロスに喜びを見出すのです。

本展示は表現の自由を声高に訴えるつもりもありません。

​「ゴチャゴチャいわんとSNSで消されるなら展示すればええんや!」をスローガンに

私たちが出したい作品を私たちの手によって展示するだけです。

凍結や削除、警告を受けるような作品を発表する作者がずれているのか?

エロやグロをセンシティブとして封印するような風潮がずれているのか?

『「姦淫するなかれ」と云へることあるを汝等きけり。されど我は汝らに告ぐ,すべて色情を懐きて女を見るものは,既に心のうち姦淫したるなり。』マタイ 05:27,28 とあります。

つまり写真や絵画を観てポルノだと思うという事は自分のなかにポルノがあるのです。

「いやらしい」の一言で思考停止せずエロやグロやアートや表現について一緒に考えましょう。

作品は勿論、消されても消されても懲りない出展者の面々も展示物としてご覧下さい。

​ギャラリー内の撮影全てOKです。ただし必ず #私たちは消された を付けSNSに投稿して下さい!

主催:私たちは消された展実行委員会

© 2019私たちは消された展実行委員会

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